春爛漫!飛騨高山で心躍る体験を – 高山祭から荘川の秘境、そして山菜狩りまで
待ちに待った春が、ようやく飛騨高山にも訪れました。雪解け水が里山を潤し、木々の芽吹きが息吹を感じさせるこの季節。今年もまた、飛騨高山の春を象徴する絢爛豪華な「春の高山祭」が、4月14日から開催されます。
絢爛豪華な山車と雅やかなからくり人形 – 春の高山祭
「春の高山祭」は、日枝神社の例祭で、正式名称を「山王祭」といいます。その起源は、飛騨高山の初代城主、金森長近が1586年に高山城に入城した際に、城下の安泰を祈願して行った祭礼が始まりとされています。
祭りの見どころは、なんといっても国の重要有形民俗文化財に指定されている12台の絢爛豪華な山車(やま)です。精緻な彫刻や華麗な装飾が施された山車は、まさに動く美術館。特に、布袋台(ほていたい)の「大獅子」や、三番叟(さんばそう)の「鶏鉾(けいほこ)」など、それぞれに特徴があり、見飽きることはありません。
また、山車の上で披露されるからくり人形も必見です。人形師の卓越した技によって操られる人形たちは、まるで生きているかのように躍動します。特に、龍神台(りゅうじんたい)の「龍神」は、その迫力ある動きに観客から大きな歓声が上がります。
祭りの期間中は、高山陣屋前広場や安川通りなどで、山車の曳き揃えやからくり人形の奉納が行われます。夜には、提灯で飾られた山車が町を巡行する「夜祭」も開催され、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
荘川の秘境で癒やしのひとときを – 一色の森プライベートサウナ
祭りの喧騒を離れて、静かに春の訪れを感じたい方におすすめなのが、飛騨高山の奥座敷、荘川にある「一色の森プライベートサウナ」です。豊かな自然に囲まれた一色の森では、日常の喧騒を忘れ、心身ともにリフレッシュすることができます。
サウナは、完全プライベート空間で、誰にも邪魔されずにゆっくりと過ごすことができます。サウナで体を温めた後は、清冽な天然水風呂でクールダウン。鳥のさえずりや川のせせらぎを聞きながら、至福のひとときを過ごすことができます。
一色の森では、サウナ以外にも、バーベキューやキャンプ、川遊びなど、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。また、周辺には、荘川桜や御母衣ダムなど、観光スポットも豊富です。
春の恵みを満喫 – 渓流釣りと山菜狩り
春の飛騨高山は、山の幸、川の幸も豊富です。渓流釣りでは、アマゴやイワナなどの渓流魚を釣ることができます。また、山菜採りでは、ふきのとうやコゴミ、タラの芽など、春の味覚を堪能することができます。
特に、荘川周辺は、渓流釣りの名所として知られており、多くの釣り人が訪れます。また、山菜も豊富で、地元の人たちが山菜採りを楽しむ姿も見られます。
ゴールデンウィークは荘川桜へ
ゴールデンウィークには、荘川桜が見頃を迎えます。荘川桜は、樹齢450年を超えるエドヒガンザクラで、その荘厳な姿は、見る人の心を奪います。夜にはライトアップも行われ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
おわりに
飛騨高山の春は、高山祭の賑わい、荘川の静寂、そして山の幸、川の幸と、さまざまな魅力にあふれています。ぜひ、この春は飛騨高山を訪れて、心に残る思い出を作ってください。