皆様、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 岐阜県、一色の森キャンプ場内にて「一色の森プライベートサウナ」を営んでおります、オーナーです。
令和8年、2026年の幕開け。皆様はどのようなお正月をお過ごしでしょうか。 白く雪化粧をした一色の森は、今朝もキーンと冷えた澄んだ空気に包まれています。この静寂の中で薪が爆ぜる音を聞きながら、私は今、これまでの歩みとこれからの未来に思いを馳せています。
1. 駆け抜けた1年。皆様に支えられた「最初の一歩」
振り返れば、昨年は私たちにとって「挑戦」の連続でした。 オープン当初は、右も左もわからない「駆け出し」の状態。サウナを愛する皆様に喜んでいただきたい一心で準備を進めてまいりましたが、至らない点も多々あったかと思います。
しかし、そんな私たちを支えてくださったのは、他ならぬお客様一人ひとりの温かい言葉でした。
- 「ここの水風呂、川の水の冷たさが最高だね」
- 「外気浴をしながら見上げる星空に救われました」
- 「オーナー、次はこんなサービスがあったら嬉しいな」
こうした励ましやアドバイスの一つひとつが、私たちの宝物です。手探りの中、皆様と一緒に「一色の森のサウナ」を作り上げてきた感覚。おかげさまで、無事に1周年という大きな節目を迎えることができました。この場をお借りして、改めて深く御礼申し上げます。
2. 「不便さ」の中にある贅沢を追求して
私たちが大切にしているのは、都会のサウナでは決して味わえない「自然との一体感」です。 スイッチ一つで温度が変わる電気ストーブではなく、薪を焚き、火を育てる時間。蛇口をひねれば出る水ではなく、山が育んだ清流の冷たさ。
一色の森には、確かに都会のような利便性はありません。しかし、不便だからこそ研ぎ澄まされる感覚があります。自分の手で温度を調整し、風の音に耳を澄ませ、季節の移ろいを肌で感じる。その体験こそが、現代を生きる私たちにとって最大の贅沢であると信じています。
この1年で、多くの方が「日常の鎧」を脱ぎ捨てて、まっさらな自分に戻っていく姿を見てきました。その光景を見るたびに、この場所を作って本当に良かったと確信しております。
3. 大きな挑戦。新たな土地の購入と施設の拡張
さて、令和8年という新しい年を迎えるにあたり、皆様に大きなご報告がございます。
実はこの度、一色の森プライベートサウナをさらに発展させるべく、隣接する新たな土地を購入いたしました。
現状のプライベート感を守りつつ、より多くの方に、より深いリラックスを提供するための「施設拡張プロジェクト」を始動いたします。
まだ構想段階ではありますが、新しいエリアでは以下のような展開を考えています。
- 更なるプライベート感の追求: 誰にも邪魔されない、より広々とした貸切エリアの設置。
- 自然をダイレクトに感じる仕掛け: 森の地形を活かした外気浴スペースや、水風呂への導線の改良。
- サウナ後の「余韻」を楽しむ空間: 焚き火を囲みながら、よりゆったりと「ととのい」を深められるラウンジ的要素の導入。
私たちが目指すのは、単に大きな施設にすることではありません。 「一色の森に来れば、本当の自分に戻れる」 そう思っていただける場所を、より純度の高い形で作っていくこと。それが今回の拡張の真の目的です。
4. 未だ「道半ば」。皆様からのご指導をお願いします
新しい土地を手に入れ、さらなる飛躍を誓う年ではありますが、私たちは自分たちがまだまだ「未熟」であることを忘れてはいません。
施設が大きくなればなるほど、細やかな気配りや、一色の森らしい温かさが失われないかという不安もあります。だからこそ、これまで以上にお客様の声に耳を傾け、謙虚に学んでいきたいと考えております。
「もっとこうしてほしい」「ここは少し残念だった」 そんな厳しいご意見も、ぜひお聞かせください。皆様の「ご指導ご鞭撻」こそが、この施設を本物に育てていくための唯一の教科書です。
私たちは完成された施設を目指しているわけではありません。皆様と共に成長し続け、訪れるたびに新しい発見や癒やしがある「進化し続けるサウナ」でありたい。そう願っています。
5. 令和8年、一色の森で会いましょう
冬は雪見サウナ、春は新緑の芽吹き、夏は清流の涼、秋は燃えるような紅葉。 一色の森は、四季折々で全く違う表情を見せてくれます。
新しく生まれ変わる「一色の森プライベートサウナ」は、皆様の日常に寄り添い、疲れた心を解きほぐす存在でありたいと思っています。
オーナーとして、そして一人のサウナ好きとして、皆様がサウナの扉を開け、熱気に包まれ、冷水に浸かり、そして森の風に吹かれるあの瞬間の笑顔を見ることが、何よりの喜びです。
本年も、一色の森プライベートサウナをどうぞ御贔屓によろしくお願いいたします。 皆様にとって、この一年が健康で、心穏やかな「最高のととのい」に満ちた年となりますよう。
一色の森でお会いできるのを、心よりお待ちしております。
令和8年 元旦 一色の森プライベートサウナ オーナー

